2026.09.12
電気工事会社・設備工事会社の経営で、売上そのものより重いのが稼働率です。職人を抱えている以上、現場が空いた日も人件費・車両費・保険は出ていきます。年間で見れば、繁忙期の残業より閑散期の手空きのほうが利益を削っていることが少なくありません。
受注の波は「どこから来るか」で決まる
波の正体は、自社ではなく取引先の商売の性質にあります。取引先が持っている案件の入口が季節に左右されるなら、自社の稼働も同じ形で揺れます。
つまり、自社の努力で平準化するには、性質の違う入口を複数持つしかありません。これが元請けを増やすという打ち手の本質です。
新築偏重の会社に出やすい山谷
新築住宅・集合住宅の配管や配線を主戦場にしている会社は、着工スケジュールの影響を直接受けます。
- 工程が上流に依存する — 基礎・躯体が遅れれば、設備・電気の入る日も後ろにずれます。自社では動かせません
- まとまって出て、まとまって切れる — 1棟の工程が終わると、次が始まるまで空くことがあります
- 年度末・決算期の集中 — 特定の時期に集中し、その反動で閑散期が生まれます
規模が大きく売上は作りやすい一方、稼働の谷を自力で埋められないのが構造的な弱点です。
リフォーム案件が底を支える理由
これに対して、住宅リフォームの電気・設備工事は次の性質を持ちます。
- 1件が小さく、数が出る — 洗面・トイレ交換、コンセント増設、分電盤交換など、半日〜1日で完結する工事が多く、空いた日に差し込みやすい
- 着工までが短い — 契約から施工までのリードタイムが短く、直近の空きを埋めるのに向いています
- 年間を通じて発生する — 住んでいる限り設備は劣化します。季節要因はあっても、ゼロになる時期がありません
- エリアが狭い — 地域密着の元請けなら現場が近く、1日に複数件を回せます
大きな案件で売上の山を作り、リフォーム案件で谷を埋める。この二本立てが、年間稼働率を上げる最も現実的な形です。
工事の種類を混ぜて波を吸収する
同じリフォームでも、工事の種類によって出やすい時期が違います。
- 給湯器交換 — 故障は季節を問わず発生しますが、寒くなる時期に依頼が増える傾向があります
- エアコン・空調 — 夏場と冬場の前に動きが出ます
- 水回りの設備更新 — キッチン・浴室・洗面・トイレ。生活の都合で決まるため、比較的通年で発生します
- 外装リフォームに伴う電気工事 — 外壁・屋根工事に合わせた配線の移設や照明の交換
つまり、複数の商材を扱う元請けと組めば、その会社の中で季節の波が相殺されます。単一商材の会社と組むより、発注が平準化されやすいわけです。
手空きを埋めるための実務的な打ち方
- 空き状況を先に伝える — 元請けは工程を組む立場です。「来週は水木が空いています」と先に言ってくれる協力業者には、案件を当てやすくなります。待っているだけでは埋まりません
- 短納期の案件を引き受ける — 急な依頼に動ける会社は、元請けにとって頼りになる存在です。結果的に優先して発注が回ってきます
- 対応範囲を広げる — 電気だけ、配管だけでなく、周辺の軽工事まで請けられると差し込める案件が増えます
- 繁忙期に無理を聞く — 依頼が集中する時期に稼働を厚くできる会社は、閑散期にも優先して案件を回してもらえます。年間で見ると、これが最も効きます
マルセイテックが発注できる工事の幅
株式会社マルセイテックは、神奈川県大和市・藤沢市で外装リフォーム専門店「ガイソー大和店・藤沢店」を運営する元請けです。自社施工実績3,690件超・GAISOグループ施工実績29,000件突破。店舗とWebからの反響集客を入口に、次の工事を協力業者様にお願いしています。
- 電気工事 — 屋内配線、照明・コンセント増設、分電盤交換、エアコン専用回路など(電気工事職人ページ)
- 設備工事 — 給排水・水道配管・衛生設備、キッチン/浴室/洗面/トイレの設備更新、エアコン・空調(設備工事職人ページ)
- 給湯器・電気温水器の交換 — 台単価18,000円/台(一律)(給湯器交換工事職人ページ)
いずれも日当20,000〜25,000円(経験・工事内容による)、手間請け/一式請けはご相談に応じます。エリアは神奈川県央(大和市・座間市・海老名市・綾瀬市)を中心に、湘南(藤沢市・茅ヶ崎市・鎌倉市)、横浜市、相模原市、厚木市など神奈川県全域です。
よくある質問
Q. 空いている日だけ発注してもらうことはできますか?
御社の空き状況をお聞かせいただければ、それに合わせた発注の組み方をご相談できます。当社は外装・水回り・給湯器と複数の工事を扱っているため、短期で完結する工事を差し込みやすい構造です。具体的な条件は面談の場でご説明します。
Q. 発注量は季節によって変わりますか?
工事の種類によって出やすい時期に違いはありますが、当社は複数の商材を扱っているため、社内で季節の波が相殺されやすい構造です。年間を通じた発注の見込みについては面談時にご説明します。
Q. 急な依頼に対応できないこともありますが問題ありませんか?
問題ありません。事前に対応できる日数と範囲をお知らせいただければ、無理のない形で発注をご相談します。
Q. 既存の元請けとの取引を続けたまま追加で取引できますか?
もちろん可能です。多くの協力業者様が複数の元請けと取引されています。既存取引の繁閑に合わせて当社の案件で埋めるという使い方も歓迎です。
Q. 電気と設備の両方を請けられる会社でも大丈夫ですか?
むしろ歓迎です。電気・設備・給湯器を横断して対応いただける会社様は工程を組みやすく、発注もまとめやすくなります。対応できる範囲を面談時にお聞かせください。
まとめ — 年間稼働率で考える
受注の波は、自社の努力ではなく取引先の商売の性質で決まります。だからこそ、性質の違う入口を複数持つことが唯一の平準化策です。
大きな案件で山を作り、地域密着のリフォーム元請けで谷を埋める。年間稼働率で経営を考えると、この組み合わせが効いてきます。
マルセイテックは神奈川県央・湘南エリアで電気・設備の協力会社を募集しています。エントリーフォームまたはお電話(046-260-1101)からご相談ください。
→ 協力業者募集の詳細は 電気工事職人ページ へ / お電話は 046-260-1101(「協力業者の件」とお伝えください)