「イベントスタッフの仕事は好きだけど、このままでいいのか」「催事の経験って正社員の転職で評価されるの?」——催事・イベント系の仕事をしている方から、よく聞く悩みです。結論から言うと、催事ブースでの声かけ経験は、営業職への転職で最も評価されやすい経験のひとつです。この記事では、催事の仕事内容と、そこから正社員営業へ進むキャリアの道筋を、実際に催事ブースを運営するリフォーム会社の採用担当の視点で解説します。

催事・イベントスタッフの仕事とは

催事とは、ホームセンターや家電量販店、ショッピングモールなどの店舗の一角にブースを構え、来店したお客様に商品やサービスを案内する販売手法です。スーパーの試食販売、携帯キャリアの店頭ブース、住宅設備の相談コーナーなどが代表例です。

仕事内容は大きく2つに分かれます。

  • 声かけ・呼び込み — 通りかかったお客様に挨拶し、足を止めていただく
  • 案内・アポイント獲得 — 興味を持ったお客様にサービスを紹介し、次の商談や見積りの約束につなげる

一見シンプルですが、「知らない人に自分から声をかけ、数十秒で興味を持ってもらう」というのは、営業の仕事の最初の関門そのものです。ここを毎日実践している催事スタッフは、実は営業の基礎訓練を積み続けていることになります。

催事経験が正社員営業への近道になる3つの理由

1. 「初対面の壁」をすでに越えている

営業未経験者が最初につまずくのは、商品知識でも提案力でもなく、初対面のお客様に話しかける心理的ハードルです。催事スタッフはこの壁を日常的に越えているため、営業職に移ったときの立ち上がりが早いのです。

2. 断られることへの耐性がある

催事の声かけは、応じてもらえないことのほうが多い仕事です。それでも表情を切り替えて次のお客様に向かう——このメンタルの持ち方は、営業職でそのまま活きます。採用面接でも「断られた後どう立て直すか」を自分の言葉で話せる応募者は強いです。

3. 「反応を見て話し方を変える」力が身についている

足を止めるお客様、急いでいるお客様、迷っているお客様。催事スタッフは相手の様子から瞬時に声のかけ方を変えています。これはヒアリング力・提案力の土台であり、研修で教えるのが難しい能力です。

正社員営業になると仕事はどう変わるか

催事スタッフと正社員営業の違いは、役割の深さです。マルセイテックの例では、神奈川県内のカインズ各店やヤマダデンキといった大型店舗に太陽光発電・蓄電池の無料相談ブースを出しており、役割を分けています。

  • 催事スタッフ — ブースでの声かけ・呼び込みで、お客様との最初の接点をつくる
  • 営業担当(正社員) — アポイントをいただいたお客様のご自宅等で、現地調査・お見積り・ご提案という商談を担当する

つまり正社員営業になると、「興味を持ってもらう」の先にある「納得して選んでいただく」までを任されます。商品知識・現場調査・見積り作成と覚えることは増えますが、その分、お客様の決断に立ち会うやりがいと、成果が評価に反映されるキャリアが待っています。

未経験からの応募で伝えるべきこと

催事・イベント経験者が正社員営業に応募するときは、次の3点を具体的なエピソードで語れると評価が上がります。

  • 数字や工夫 — 「声かけの立ち位置を変えたら足を止める人が増えた」など、自分なりの改善の話
  • 断られた後の立て直し方 — 気持ちの切り替えの自分なりの方法
  • なぜ「その先」をやりたいのか — 声かけで終わらず、商談・提案まで担当したい理由

志望動機の組み立て方はリフォーム業界の志望動機の書き方で詳しく解説しています。

マルセイテックの営業職 — 完全反響営業×地域密着

神奈川県大和市・藤沢市で外装リフォーム専門店「ガイソー大和店・藤沢店」を運営するマルセイテックでは、営業職(リフォームアドバイザー)を募集しています。テレアポ・飛び込みのない完全反響営業で、お問い合わせをいただいたお客様や催事ブースでアポイントをいただいたお客様への提案が仕事です。GAISOグループとして施工実績29,000件突破、Google口コミも4.7〜4.8と、地域のお客様に選ばれている環境で営業キャリアを始められます。催事の現場については催事営業とは?もご覧ください。

催事・イベントの仕事の雇用形態を整理する

ひとくちに「イベントの仕事」といっても、雇用形態はさまざまです。自分が今どの立場で働いているかを整理すると、次のキャリアが考えやすくなります。

  • 単発・スポットのアルバイト — 1日単位で入る働き方。自由度が高い反面、収入とスキルの積み上がりは限定的です
  • 派遣・登録制スタッフ — イベント会社に登録して現場に入る形。現場経験は積めますが、同じ商材を深く扱う機会は少なめです
  • 企業直接雇用の催事スタッフ — 特定の会社の商材を継続してご案内する形。商材知識とお客様対応が深まり、正社員登用や営業職への転職に最もつながりやすい立場です

どの形でも「声かけ・ご案内の経験」は共通して評価されますが、転職の場で語りやすいのは、同じ商材・同じお客様層に継続して向き合った経験です。

正社員に踏み出すタイミングの見極め方

「いつか正社員に」と思いながらタイミングを逃すのは、催事・イベントの仕事でよくあるパターンです。次のサインがあれば、動きどきと考えていいでしょう。

  • 声かけに慣れ、成長の実感が薄くなってきた — 現場のスキルが頭打ちなら、次は商談・提案のスキルを積む段階です
  • 収入の上限が見えてきた — 時給・日給ベースの働き方は、どれだけ上手くなっても収入の伸びに天井があります。成果が収入に反映される仕組みで働きたくなったら転職のサインです
  • 雇用の安定が必要になった — 結婚・住まい・将来設計。社会保険と月給制の土台が必要になる時期は、多くの人に訪れます

営業未経験でも大丈夫 — 入社後の育成の仕組み

「声かけはできるが、商談や見積りは未経験」という不安には、教育の仕組みで答えている会社を選ぶのが正解です。マルセイテックの場合、社長研修で商品知識と提案の考え方を学び、メンター制度で先輩の商談に同行しながら実地で覚え、社内検定で理解度を確認しながら独り立ちする、という段階的な育成を用意しています。働き方も、1日の残業30分未満・週休2日制(火曜・水曜。お客様が集まる土日・催事開催日は出勤)・平均年収620万円(2025年度実績)・定着率100%と数字で公開しており、応募に必要な資格は普通自動車免許のみ。エントリーから最短2週間で内々定というスピード選考です。

催事の現場で今日からできる、転職を有利にする3つの習慣

いつかは正社員へ、と考えているなら、いまの催事の仕事の中でできる準備があります。特別なことではなく、日々の意識の差です。

  • 自分の数字を記録する — 1日に何人に声をかけ、何人がブースに立ち寄り、何件のご案内につながったか。手帳やスマホにメモしておくだけで、職務経歴書や面接で語れる「実績」になります。数字は記憶ではなく記録で残しましょう
  • 商談側の動きを観察する — 声かけの先で、営業担当がお客様とどんな会話をしているのか。話す順番、資料の見せ方、質問のしかた。「次の仕事」を間近で見られるのは、催事スタッフの特権です
  • 社員と接点を持つ — 一緒に働く社員に「正社員になるとどんな仕事ですか」と聞いてみましょう。現場のリアルな話が聞けるうえ、意欲が伝われば声がかかることもあります

この3つを続けている人とそうでない人では、半年後に「語れる経験」の量が大きく違ってきます。同じ時間働くなら、収入と一緒にキャリアの材料も持ち帰りましょう。

よくある質問

Q. イベントスタッフの経験は職務経歴書でどう書けばいいですか?

「何をしたか」より「どう工夫したか」を書いてください。担当した催事の種類・役割に加え、声かけで意識していたこと、お客様の反応を見て変えていたことを具体的に書くと、営業適性の証明になります。

Q. 催事の仕事から正社員になるのに資格は必要ですか?

営業職への転職に必須の資格はありません。リフォーム業界では入社後に商品知識や建物の知識を学び、必要な資格は働きながら取得していくのが一般的です。資格よりも、催事で培った対人力を具体的に語れることのほうが重要です。

Q. 催事スタッフと正社員営業では働き方はどう違いますか?

催事スタッフはブースでの声かけが中心で、シフト制で働くケースが多い仕事です。正社員営業は商談・現地調査・見積り提案まで担当し、お客様の休日に合わせて土日が商談日になる一方、雇用と収入の安定性やキャリアアップの道筋が得られます。

Q. 何歳くらいまでに正社員へ転職すべきですか?

決まった期限はありませんが、未経験職種への転職は若いほど選択肢が広いのは事実です。一方で営業職は30代からの未経験転職も一般的で、催事経験者は対人力の実績がある分、さらに有利になります。

Q. 面接で催事の経験はどう話せばいいですか?

「1日に何人に声をかけ、どんな工夫で足を止めてもらったか」を数字とエピソードで話してください。獲得数などの結果だけでなく、断られた後の立て直し方や、お客様のタイプ別の声のかけ方まで話せると、営業適性の証明として十分に伝わります。

まとめ — 声かけの一歩は、営業キャリアの一歩目

催事・イベントスタッフの経験は、初対面の壁を越える力・断られても立て直す力・相手を見て話し方を変える力という、営業の土台そのものです。「このままでいいのか」と感じたら、それはキャリアを一段進めるサインかもしれません。声かけの先にある「提案の仕事」に、挑戦してみませんか。

→ 営業職の詳細は 募集要項・選考情報 へ / エントリーはこちら(最短2週間で内々定)