2026.07.22
この記事の要点
- リフォーム営業の求人は「どの会社を選ぶか」で働きやすさも年収も大きく変わる。求人票の給与額面だけで選ぶのは危険
- 見極めポイントは4つ: ①営業スタイル(反響か訪問販売か)②給与の実績値 ③施工品質とお客様との関係 ④評価制度の透明性
- リフォーム市場は住宅の高齢化を背景に安定需要がある。特に住宅密集地の神奈川は営業が力を発揮しやすい市場
- 大和市・藤沢市のマルセイテックは、完全反響営業・平均年収620万円(2025年度実績)・定着率100%
リフォーム営業は「会社選び」がすべてを決める
リフォーム営業とは、外壁塗装・屋根工事・水回り改修など、住まいの改修工事をお客様に提案する仕事です。同じ「リフォーム営業」という職種名でも、会社によって仕事の中身は驚くほど違います。
問い合わせをいただいたお客様に提案する会社もあれば、一日中インターホンを押して回る会社もある。適正価格で長い付き合いを築く会社もあれば、その場で契約を迫る会社もある。求人票の職種名と給与額面が同じでも、入社後の毎日はまったくの別物です。
だからこそリフォーム営業への転職は、「職種を選ぶ」以上に「会社を見極める」ことが重要になります。この記事では、求人票と面接で確認すべき4つのポイントを解説します。
リフォーム営業の仕事の流れ — 問い合わせから引き渡しまで
会社を見極める前提として、リフォーム営業の仕事の流れを押さえておきましょう。反響営業の場合、おおまかには次のように進みます。
- お問い合わせ: チラシ・ホームページ・店舗などを見たお客様から相談が入る
- 現地調査: お宅を訪問し、外壁や屋根の状態を実際に確認する
- 見積もり・提案: 調査結果をもとに、工事内容と費用を提案する
- 契約・着工: 内容にご納得いただけたら契約し、職人が工事に入る
- 工事中のフォロー: 進捗をお客様と共有し、不安や疑問に応える
- 引き渡し・アフターフォロー: 完成を確認いただき、その後も定期的に様子をうかがう
営業の仕事は「契約を取ったら終わり」ではありません。工事中のフォローから引き渡し後の付き合いまで、お客様と長く関わり続けるのがリフォーム営業です。だからこそ、この流れを丁寧に回せる体制 — 職人との連携やアフターフォローの仕組み — が整っているかどうかが、営業自身の働きやすさを大きく左右します。
見極めポイント① 営業スタイル — 反響か、訪問販売か
最初に確認すべきは、商談がどこから生まれるかです。
- 反響営業: チラシ・ホームページ・店舗などを見たお客様からの問い合わせに対応する。お客様は最初から興味を持っているため、話を聞いてもらう段階の苦労がない
- 訪問販売型: アポなしの飛び込みやテレアポで見込み客を探す。断られる回数が圧倒的に多く、精神的な消耗が大きい
求人票に「反響営業」と書かれていても、実態は「反響もあるが飛び込みもする」会社があります。面接では「商談は具体的にどこから生まれますか」「テレアポ・飛び込みはゼロですか」と質問してください。ここを曖昧に答える会社は要注意です。反響営業の仕組みは「反響営業とは」の記事で詳しく解説しています。
見極めポイント② 給与は「実績値」で確認する
リフォーム営業の給与は、固定給+インセンティブの構成が一般的です。確認すべきは想定年収の上限値ではなく、在籍している営業の平均年収が実績として示されているかです。
「頑張り次第で年収1,000万円も可能」という表現は、可能性を書いているだけで実績ではありません。一方「平均年収◯◯万円(◯年度実績)」と書ける会社は、営業全員がきちんと稼げている証拠です。あわせて、インセンティブの計算基準が明示されているかも確認しましょう。
もうひとつ見るべきは、固定給とインセンティブの比率です。固定給が極端に低く、インセンティブ頼みの給与設計は要注意。成績が振るわない月の生活が苦しくなるだけでなく、「売らなければ生活できない」という焦りが強引な営業につながりがちです。生活を支えられる固定給の土台があり、その上に成果がきちんと上乗せされる設計かどうか。この構造は、入社後の精神的な安定に直結します。
見極めポイント③ 施工品質とお客様との関係
営業が長く働けるかどうかは、実は施工品質に懸かっています。工事の品質が低い会社では、営業がクレーム対応に追われ、紹介やリピートも生まれず、常に新規客を追い続けることになります。
面接で「お客様からの紹介やリピートはどのくらいありますか」「施工後のアフターフォローは誰がやりますか」と聞いてみてください。地域密着で長年営業している会社は、この質問に具体的に答えられます。志望動機を組み立てるうえでもこの視点は役立ちます(「リフォーム営業の志望動機」参照)。
見極めポイント④ 評価制度の透明性
「何をどうすれば昇給・昇格するのか」が明文化されているかは、入社後のモチベーションを左右します。評価基準が曖昧な会社では、頑張りが給与に反映されるかどうかが上司の胸三寸になりがちです。面接で評価基準を質問し、即答できるかを見てください。
あわせて「営業の方はどのくらい長く働いていますか」と聞くのも有効です。定着率が高い会社は、評価と待遇に納得して働き続けている人が多い会社。逆に人の入れ替わりが激しい会社は、同じ求人が一年中出ているはずです。応募前に、その会社の求人がいつから掲載されているかを見ておくのもひとつの手がかりになります。
面接でそのまま使える質問リスト
4つの見極めポイントを、面接で確認できる質問の形にしておきます。メモして面接に持って行ってください。
- 「商談は具体的にどこから生まれますか。テレアポや飛び込みはありますか」
- 「営業の方の平均年収は、直近の実績でどのくらいですか」
- 「インセンティブはどういう基準で計算されますか」
- 「お客様からの紹介やリピートは、受注全体のどのくらいを占めますか」
- 「昇給・昇格の基準を教えてください」
これらの質問に嫌な顔をする会社なら、入社しない方が賢明です。逆に、数字と仕組みで具体的に答えてくれる会社は、営業を大切にしている会社です。面接は会社があなたを見る場であると同時に、あなたが会社を見極める場でもあります。
神奈川(大和・藤沢)はリフォーム営業に向いた市場
リフォーム市場は、住宅の高齢化を背景に安定した需要があります。特に神奈川県の県央〜湘南エリアは戸建て住宅が密集し、築20年、30年を迎えた住宅が次々と改修時期に入るため、地域密着のリフォーム営業が力を発揮しやすい市場です。
当社マルセイテックは、大和市・藤沢市で外装リフォーム専門店「ガイソー」を2店舗運営しています。営業職(リフォームアドバイザー)は、4つの見極めポイントにこう答えます。
- 営業スタイル: 完全反響営業。テレアポ・飛び込みは一切なし。チラシ・ホームページからのお問い合わせと、神奈川県内のカインズ各店やヤマダデンキといった大型店舗での無料相談会が商談の入口
- 給与: 平均年収620万円(2025年度実績・月給+インセンティブ+賞与)
- 働き方: 週休2日制(水曜・日曜)・残業1日30分未満・大和/藤沢2拠点のみで転勤なし
- 評価制度: 評価基準がガラス張りで、営業職の定着率は100%
未経験からリフォーム営業になるには
リフォーム営業は、未経験歓迎の求人が多い職種です。建築の知識は入社後に学べますし、商談で本当に必要なのは専門用語より「お客様の困りごとを聞き取る力」だからです。前職が接客・販売・サービス業だった方は、その対人経験がそのまま活きます。
ただし、未経験者ほどこの記事の4つの見極めポイントが重要になります。訪問販売型の会社に未経験で入ると、営業のスキルが身につく前に消耗して辞めてしまうケースが少なくありません。反響営業で、研修と育成の仕組みがあり、評価基準が明確な会社を選ぶこと。この順番さえ間違えなければ、未経験からでも着実に立ち上がれます。
マルセイテックの場合、応募条件は普通自動車免許のみ。社長による研修とメンター制度で未経験者の立ち上がりを支えており、応募から最短2週間で内々定をお出ししています。在職中の方も、働きながら選考を進められます。
よくある質問
Q. リフォーム営業の求人で最初に確認すべきことは何ですか?
営業スタイルです。反響営業か訪問販売型かで、毎日の働き方と精神的な負担がまったく変わります。面接で「商談はどこから生まれるか」を具体的に確認してください。
Q. リフォーム営業は未経験でも応募できますか?
応募できます。リフォーム営業は未経験歓迎の求人が多く、建築知識は入社後に学べます。マルセイテックでも応募条件は普通自動車免許のみで、研修とメンター制度で育てる前提です。
Q. 反響営業と訪問販売の違いは何ですか?
反響営業は問い合わせをいただいたお客様に提案する営業で、訪問販売はアポなしでこちらから訪ねる営業です。お客様の興味の度合いが最初から違うため、成約までの難易度も精神的負担も大きく異なります。
Q. 神奈川でリフォーム営業として働くメリットは何ですか?
戸建て住宅が密集し、改修時期を迎えた住宅が多いため、需要が安定していることです。地域密着で信頼を積み重ねれば、紹介やリピートにつながりやすい市場です。